シロウト✖️クロウト

大黒屋の仕事を知る

ここでは新入社員とベテラン社員のキャリアの違いで変わる考えや今の想いをご紹介。
ぜひ入社後と未来の姿をイメージしてみてください。

H.S

2022

販売スタッフ

現在は販売を中心に携わっています。店舗が販売も行っている場合、若手は販売を手がけることが多いです。買取は販売以上に知識と経験が求められるため、まずは販売で経験を積みます。

M.N

2003

店長

現在は店長を務めています。大黒屋の場合は、店長はプレイングマネージャーとしての役割を担います。お店の裏で数値管理だけを行うのではありません。現場に出て他のスタッフと同じように買取をしながら、後輩の育成やマネジメントに携わっています。育成は店舗を運営する上で、非常に重要なポイントです。基本的には後輩が一回接客するごとに、話し方や値段の出し方などについてフィードバックしています。

入社理由について
ご教示ください

リユース業界で未来への一歩を。

ブランドに興味があって、たくさんのブランドに触れて、自分で買取価格を決定できることに面白さを感じたからです。良いものは長く使ってほしいという思いがあります。リユース業界に身を置くことで、循環型社会への貢献を果たせるとも思いました。

「買って売る」って面白そうだ。

接客業に携わることは決めていました。飲食も考えましたが、夜間の勤務が多く、自分には合わないと思いました。そんなふうに迷っている時に買取の仕事を見つけたんです。当時は今ほど「買取」はメジャーではなく、「買って売る」って何だろう面白そうだ、と感じこの業界に飛び込みました。

最近学んだことを
教えてください

基礎を身につけ理解を深める。

接客を中心に学んでいます。社会人としてお客様とどのように接するか、基礎を身につけながら、商品の取り扱い、販売や買取の際に見るべきポイントの理解を深めています。

スタッフ一人ひとりの力が源泉となる。

店舗を成長させ、事業を拡大させるためには、スタッフ一人ひとりの力が源泉となります。そのため、スタッフの育成が非常に重要であると気づきました。店長をもう10年以上続けていますが、最初は店舗の数値ばかりを見ていました。自分のことで手いっぱいで、スタッフのフォローはしても、育てる余裕までは持てなかったんです。ただ、それでは店舗も事業も自分自身も成長できないので、考えを切り替えました。

この仕事の大変さ
(難しさ)を
感じた瞬間は?

知識がお客様との会話の糸口になる。

まだまだプロと言えるレベルではないので、大変なことばかりです。特に商品知識のない点は、プロとしての未熟さを感じます。ブランドやシリーズ、年代、定価などは即答できてしかるべきですが、現状では本当に力量不足です。商品知識があれば、お客様との会話ももっと盛り上がるのにな、と思っています。

どんな時でもブレない軸を持ち続ける。

ブレない軸を持つことが、プロとして大事なことであり、大変さにつながることだと考えます。振り返ってみると、買取を始めて未熟だったころは、利益を上げることばかり考えていたような気がします。変に小手先のテクニックを使ってみたり、状況に流されたりすることもありました。それでは、信頼を獲得できず、この人に売って良いのかと思われても仕方ありません。今はお客様の期待を上回り、リピーターになってもらうことを軸にしています。

今、特に力を入れて
取り組んでいることは
何ですか

商品知識と語学力を磨いていく。

商品知識を身につけることに注力しています。商品知識は、販売をするにせよ買取をするにせよ、重要な基礎。確かな知識を早期に身につけたいです。加えて、接客の力を向上させるために、先輩のフィードバックを受けながら一つ一つコツコツと学んでいます。その上で、近年は販売を中心に海外のお客様も多いので、語学力も磨ければと思っています。

後輩たちの育成。

やはり育成になります。育成するといっても、横にへばりついて行っているわけではありません。1年目は別として、2~3年目になればある程度、突き放すと言いますか、距離を置くことが大事だと捉えています。「そうじゃないよ」「ここはこうするんだよ」と言いたくなるのをその場ではぐっとこらえ、トライアンドエラーを通じて自分で気づいてもうようにサポートとしています。ただ、この育成方法が正しいかは、はっきりとはわかりません。私自身、まだ模索中です。

プロの目利きに必要な
スキルや大切なことは
何ですか

お客様と楽しくやり取りをしている中で身に付けていく。

そうですね。難しいな。正直、教えてほしいくらいです(笑)。先輩たちを見ていると、豊富な商品知識があるのはもちろん、お客様と楽しくやり取りしているので、そうしたことを出来るようになれれば、嬉しいです。

向上心と探求心を持つこと。

ブランドは多くありますし、新作も随時、発表されています。加えて、最近では国内外で新しいブランドが創設され、大黒屋でも取扱商品が増えてきました。新しいものを覚える一方で、古いもの・アンティーク商品も把握しなければならない。向上心と探求心がなければまず務まらないでしょう。とはいえ、最初から難しいことは要求しません。まずは元気よく明るく「いらっしゃいませ」と言えれば十分です。

あなたの目指す目標や
理想像について
教えてください

先輩たちのような「目利きのプロ」になりたい。

店舗に出るようになってまだ間もないということもあると思いますが、どうしても少しおどおどしてしまうんですね。先輩たちのように堂々とした振る舞いができるようなるのが、直近の目標であり理想です。将来的には、後輩に目標としてもらえるような「目利きのプロ」になりたいです。

買取・接客のプロとしての成長と育成。

スタッフが買取・接客のプロとして独り立ちして、後輩たちに仕事を教えられるようになる。そうした人材を一人でも多く育てることが目標であり理想です。若い人達にとっては、大変なことは多くあると思います。ただ、実は私自身、入社前はブランドに興味がありませんでした。どちらかと言えば、チケットに携わりたかったので。そうした私でも務まっているため、興味を持って取り組めば何とかなるものです。あまり気負わずにチャレンジしていただければと思います。